
インプットクラスで木坂さんと話していた時のこと。
言葉について
どれだけ考えても正しいとは言い切れない。
現時点ではこう思うけど、
とても本を読み切れていない気がする。
だから、さらに時間をかけて読み込んでいけば、
意見は変わる気がする。
こんな状態で現時点での回答ができたと言えるのだろうか。
と感じていると伝えた。
ちなみに、これはインプットクラス以外のことについてもそうだ。
昨年のライティングセミナーに参加して以来、
言葉について、いや言葉以外のあらゆることについて、
以前よりも丁寧に考えるようになった。
今までは要点さえつかみ、
雰囲気で話を進めていけば
要領よく生きていけたのだけど、
木坂さんと出会って以来生きづらくなってしまった。
人がどういう意図でそれを話をしているのか、
細かい部分まで自然と把握しようとしてしまうし、
ニュースを見ていても、
その人の主張が論理的におかしいか飛躍がないか、おかしくないか考えてしまうし、
その人の記事だけを見ても、その人のポジションなど、
文脈が読めないので1つの記事を読むのにかなり時間がかかるようになった。
そういう意味ではFacebookのyahooニュースの更新に入ってくるコメント欄が混沌としていて、
みんなそれぞれの背景と勘みたいなもので自分の主張を押しつける人が多いので、見ていて感慨深いものがある。
そして、自分が読めていない、
人のことを理解できていないことを
理解してしまうと、
世の中には自分が知らない領域がたくさんあることに気付く。
今までは未開拓の領域は宇宙と深海と精神かなと思っていたけど、
普段の日常も目を凝らせば未開拓な部分がたくさんある。
そう考えれば毎日修行だ。
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