支えようとする私こそ、実は一番支えを必要としている

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NHKプロフェッショナルを見た。

訪問治療医、小澤竹俊さんの話。

患者さんの最期を看取る。

自分でさえ、
クライアントや社会をよくしたいと思う。

それが医者という職業を選ぶ人だったら、
より、相手の健康状態を改善して

「元気になってもらいたい!」
「役に立ちたい!」「目の前の人を助けたい!」

と大きな志をもって、
医者を志すのではないかと思う。

小澤さんは専門を決めるときに、救急を選び、
患者さんの最期を看取るホスピスを選び、
訪問診療を選んだ。

助けたいと思う人を
助けられない場面に

何度も何度も何度も

遭遇する。

小澤は、駆け出しのころ救急救命医療に携わり「ベストを尽くしても救えない命がある」という現実に何度も向き合った。それでもなお、患者・家族の力になるにはどうすればいいのか。悩んだ小澤は、31歳の若さで、まもなく命を終えようとしている患者を支えるホスピス医に転身することを決めた。
しかし現実は厳しかった。「生き続けたい」という、決してかなえることができない希望。支えようとしている相手から突きつけられる「はやく死にたい」という言葉。小澤は5年近くもの間、もがき続けた。

これはものすごいキツい体験だったと思う。

僕自身も仕事の成果に対して
「死ぬ覚悟でやれ」とか「切腹しろ」とか言われて
厳しい体験はしたつもりだけど、

死ぬかと思ったけど、
実際に死んではないからね。

そんな環境を経験して、

そんななか、小澤は「無力でよい」というひらめきを得る。「力になりたいという気持ちを決して忘れてはいけない。その気持ちがありながら“力になれない自分がそこにいてよい”と思える」という境地だった。これが転機になり、小澤は自らのスタイルを築き上げていく。そして勤務医を続けるなかで自宅での医療を望んでいる患者がたくさんいることに気付き、43歳で自らの在宅クリニックを立ち上げた。
“無力さ”を何度も味わったことが原動力になっているという。

といった心境にたどりつく。

そして、お決まりの

「プロフェッショナルとは?」

の質問に対しては、

自分の弱さを認めながら
逃げないこと。

そのために求められるのが、

「支えようとする私こそ、
実は一番支えを必要としている」

それを自覚した人がプロだと思います。

「支えようとする私こそ、
実は一番支えを必要としている」

「そうかもしれない」と思って、
なんだか感極まってしまった。

経験も仕事も違うけど、
僕自身も目の前の人をよくする仕事だったりして、

その人の人生をよくする提案をしているつもりだけど、

必死になっているときほど、
支えようとしているときこそ、

自分が不安定で、
支えを必要としている時だったかもしれない。

誰かを助けたいと思っているときほど、
誰かに助けてほしいと思っている。

表と裏は表裏一体。

自分の課題は、相手の課題。
同時に相手の課題は自分の課題。

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