
昨日の記事に対して
小野さんがアンサー記事を書いてくれた。
その記事の中で印象深いのは、
本読んでインターネットを見て人の話を聞いてリサーチした気になったって、それだって気のせいなんじゃないかって僕は思う。
自分で、経験しないと、本当のところは。身体性を伴う経験を。
「身体性」
噛み砕いていえば、
「それやったことあんの?」
ということ。
「机上の空論」
という言葉もあるけど、
実体験が伴っていない人が放つ言葉は軽いので、
相手には伝わらない。
それは、他人の商品を「売る」人にとって、
死活問題だ。
価値が伝わらない商品が売れるわけがない。
今井先生も、
「言葉だけの人間になるな」
と言っていたのはそういう意味だと思う。
でも、難しいのは、
売る商品を全部経験しきれることなんて
ほとんどなくて、
やれるだけやって、
あとは想像でやるしかないことが大半。
想像力は、
商品がどうなりそうか、ということもあるし、
顧客がどうなりそうか、ということも含めての想像力だけど、
その時にレジが鳴らせるセールスデザインになっているかどうかは、
身体性と想像のバランスが良い感じであるかが大事だ。
だから、どっちかを極めるという話ではなくて、
良いバランスで質の高い生活を営んでいく必要があり、
結局は普段の生き方や、
意識が立ち振る舞いに現れるということだと思う。
コメントを残す